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【種別】 仮面ライダー 武器・武装 仮面ライダーディエンド 【名前】 カメンライド オウジャ 【よみがな】 かめんらいど おうじゃ 【ライダーカード】 カメンライド 【変身】 仮面ライダーディエンドが仮面ライダー王蛇を実体化させコントロール 【スーツアクター】 おぐらとしひろ(未) (JAE) 【登場話】 劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 仮面ライダーディエンドが所持しているカメンライドのカードの1枚。 ディエンドがライダーカードホルダーの中からカードを取り出し、ディエンドライバーに挿入する事で「仮面ライダー王蛇」を次元転換解放機で2次元(平面)に封じられているライダーカードのエネルギーを3次元(立体)に解放。意思を持たない王蛇のコントロールする事が可能になる。 【カメンライドのカード】 カメンライド オウジャ 【攻撃・武装のカード】 【関連するページ】 仮面ライダー 仮面ライダー王蛇
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【種別】 怪人 ファンガイア 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーキバ(平成第9作) 【名前】 スワローテイルファンガイア 【よみがな】 すわろーているふぁんがいあ 【身長】 245センチ 【体重】 95キロ 【悪の秘密結社】 大ショッカー(第31話登場個体) 【モチーフ】 アゲハ蝶 【9つの世界】 キバの世界 【新たな世界】 ライダー大戦の世界 【声の出演】 坪井智浩 【スーツアクター】 【登場話】 第4話、第5話 【キバ登場話】 第34話、第39話、第40話、第41話、第44話、第45話、第46話、第47話、第48話 【ディケイドの物語】 キバの世界 ワタルに仕える親衛隊(未)の役割を持ち、ファンガイアの掟にそむく者を抹殺する使命を持つ。ライオンファンガイアが亡き後、掟に背いたファンガイアの女性を自分の一撃で抹殺した。 王に仕える身ながら「人間とファンガイアの共存」という掟には若干内心で不満を感じていたらしい。その後、先代のファンガイアの王「ビートルファンガイア」が帰ってきたためにワタルからキバの鎧を奪い取ったビートルファンガイアへ仕えることにした。 そして、ビートルファンガイアに奪われたキバの鎧を取り返すべくキャッスルドランに乗り込んだ門矢士が変身する仮面ライダー「仮面ライダーディケイド」とキャッスルドラン内で迎え撃ち戦闘になるが、ディケイドの実力に終始圧倒された挙句、ファイナルアタックライドを発動させたディケイドのディメンションスラッシュに切り裂かれ消滅した。 ライダー大戦の世界 スーパーアポロガイストのライフエナジーで多数の怪人達と共に再生されるが、すぐにビートルファンガイアに吸収された。 【オリジナルのキバの物語】 ファンガイア内の種族「インセクトクラス」に属するファンガイアで、「禁欲家と左足だけの靴下」という名の真名を持つ。ファンガイアの上位に立つ者たち「チェックメイトフォー」の一員で「ビショップ」の称号を与えられている。人間体は牧師に似た服装をまとい、細面で眼鏡をかけている名称不明の男性で、普段はこの状態で人間社会に潜伏している。「紅渡」の正体を問い質すため、怪人体を見せた。 戦闘力では同じチェックメイトフォーの一員「ライオンファンガイア」に劣っているがそれでも高い戦闘力を持ち、口から吐き出す炸薬燐粉と自分の細胞から作り出した剣を武器に戦うほか、最大の武器は命中した場合一般ファンガイアなら一撃で消滅する威力を持つ衝撃波と、周囲にいる人間のライフエナジーを吸収する水晶玉である。 彼の人間体は怪人体が登場する以前から登場し、人間体の状態で次期クイーンの「鈴木深央」に助言を与えるなどの暗躍を行なっていた。怪人体は主にファンガイア対抗組織「素晴らしき青空の会」に所属するバウンティハンター「名護啓介」が変身する仮面ライダー「仮面ライダーイクサ」との戦闘時に現れることが多くなり、自分自身の実力を十分に発揮してイクサを長い間苦しめていた。終盤では名護を視力困難に陥らせた。 しかし、深央をファンガイアの裏切り者として彼が処刑したため、本来彼女の未来の婿となるはずだったファンガイアのキングの青年「登太牙」に逆上されて処刑されかけそうになるところを逃走し、彼に対する復讐をするため水晶玉で集めたライフエナジーを利用し、大量の再生ファンガイア(*1)を復活させて大量のライフエナジーを集め、過去編で倒された「キング」=バットファンガイア・リボーンを復活させようとしていた。 だが、森林で視力困難になった名護が変身するイクサの強化形態「仮面ライダーライジングイクサ」の必殺技「イクサ・ジャッジメント」が直撃して致命傷を負い、自分のライフエナジーを復活寸前だったバットファンガイア・リボーンに捧げた後、砕け散った。 【関連するページ】 ウォートホッグファンガイア キバの世界 シルクモスファンガイア シームーンファンガイア ディメンションスラッシュ ファンガイア ホースフライファンガイア ライオンファンガイア ライダー大戦の世界 ラットファンガイア 声の出演 大ショッカー 怪人 第31話登場怪人 第4話 第4話登場怪人 第5話 第5話登場怪人
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【種別】 仮面ライダー 武器・武装 仮面ライダーディエンド 【名前】 カメンライド コーカサス 【よみがな】 かめんらいど こーかさす 【ライダーカード】 カメンライド 【変身】 仮面ライダーディエンドが仮面ライダーコーカサスを実体化させコントロール 【スーツアクター】 岡元次郎(未) (JAE) 【登場話】 劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 仮面ライダーディエンドが所持しているカメンライドのカードの1枚。 ディエンドがライダーカードホルダーの中からカードを取り出し、ディエンドライバーに挿入する事で「仮面ライダーコーカサス」を次元転換解放機で2次元(平面)に封じられているライダーカードのエネルギーを3次元(立体)に解放。意思を持たないコーカサスのコントロールする事が可能になる。 【カメンライドのカード】 カメンライド コーカサス 【攻撃・武装のカード】 【関連するページ】 カメンライド 仮面ライダー 仮面ライダーコーカサス 仮面ライダーディエンド 仮面ライダー王蛇
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2005年1月30日から2006年1月22日まで毎週日曜日8時00分~8時30分にテレビ朝日系で放送 全48話+劇場版1本 マジョーラカラー、康唯子による筆文字、太鼓・ラッパ・ギターの音撃などの和風を強調した仮面ライダーとして異色ぶりを見せた。 チーフプロデューサーの高寺成紀が三十之巻より降板し、劇場版「7人の戦鬼」を手掛けた白倉伸一郎に変更された異例の作品。脚本家もきだつよし、大石真司から井上敏樹、米村正二に、魔化魍デザインも青木哲也、藤沢チヒロ(童子・姫衣装デザイン)から飯田浩志に変更された。 劇場版「7人の戦鬼」での魔化魍デザインは出淵裕(等身大怪人)、篠原保(鬼岩城)、草彅琢仁(オロチ)である。 三十之巻より新たなレギュラーとして桐矢京介役の中村優一が、三十二之巻より村田充、芦名星が演じるスーパー童子・スーパー姫が登場した。 本名が主人公達以外で判明している鬼は、ダンキ(段田大輔)サバキ(佐伯栄)、シュキ(品川栞)のみである。 2005年の年末の「第56回NHK紅白歌合戦」でこの番組のオープニング・エンディングテーマ曲を担当した布施明氏が白組で参加し、主題歌「少年よ」を熱唱した。また響鬼、威吹鬼、轟鬼が応援に駆けつけ、主人公、ヒビキ役を演じた、細川茂樹氏も応援に駆けつけた。 【仮面ライダー響鬼の物語に登場したライダー】 仮面ライダー響鬼仮面ライダー響鬼紅 仮面ライダー装甲響鬼 仮面ライダー威吹鬼 仮面ライダー轟鬼 仮面ライダー斬鬼 仮面ライダー弾鬼 仮面ライダー裁鬼 仮面ライダー鋭鬼 仮面ライダー朱鬼 仮面ライダー歌舞鬼 (劇場版登場仮面ライダー) 仮面ライダー凍鬼 (劇場版登場仮面ライダー) 仮面ライダー煌鬼 (劇場版登場仮面ライダー) 仮面ライダー西鬼 (劇場版登場仮面ライダー) 仮面ライダー羽撃鬼 (劇場版登場仮面ライダー) 京介変身体(桐矢京介が鬼に変身した姿) あきら変身体(天美あきらが鬼に変身した姿) 仮面ライダー勝鬼(オープニング映像に登場・変身前の人間が登場) 仮面ライダー蛮鬼(オープニング映像に登場) 仮面ライダー闘鬼(オープニング映像に登場) 仮面ライダー剛鬼(オープニング映像に登場) 仮面ライダー凱鬼(名前のみ登場) 仮面ライダー吹雪鬼(名前のみ登場) 仮面ライダー山吹鬼(名前のみ登場) 仮面ライダー暁鬼(過去の鬼・名前のみ登場) 仮面ライダー弦鬼(過去の鬼・名前のみ登場) 仮面ライダー導鬼(イブキの父・名前のみ登場) 【関連サイト】(外部リンク) テレビ朝日公式 仮面ライダー響鬼 東映TV 仮面ライダー響鬼 東映公式 東映ビデオ 「仮面ライダー響鬼」特集 【関連するページ】 アキラ アミキリ イッタンモメン イブキ ウブメ オオアリ オリジナルキャスト カッパ ザンキ スーパーショッカー テング トドロキ バケガニ バケネコ ヒトツミ ヨブコ 仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー凍鬼 仮面ライダー天鬼 仮面ライダー威吹鬼 仮面ライダー斬鬼 仮面ライダー歌舞鬼 仮面ライダー装甲響鬼 仮面ライダー轟鬼 仮面ライダー響鬼 劇場版登場仮面ライダー 外道衆 大ショッカー 山中聡 平成仮面ライダーシリーズ 平成仮面ライダーメニュー 平成仮面ライダーメニュー´ 松田賢二 歴代オールライダー 牛鬼 緑大猿 茜鷹 金田治 音撃刃・鬼神覚声 響鬼の世界 首都圏外郭放水路 魔化魍
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【種別】 怪人 アームズモンスター 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーキバ(平成第9作) 【名前】 ドッガ 【よみがな】 どっが 【身長】 270センチ 【体重】 320キロ 【モチーフ】 フランケンシュタイン 【9つの世界】 キバの世界 【声の出演】 黒田崇矢 【スーツアクター】 【登場話】 第4話、第5話 【キバ登場話】 第21話からほぼ全ての話数に登場 【ディケイドの物語】 キバの世界に登場するモンスターの1体。ファンガイア族の王子であり次の王の継承者であるワタルに仕える親衛隊(未)の一人。 オリジナル版とは違い、言葉は完全に覚えている。仮面ライダーキバが使用するフエッスル「ドッガフエッスル」で「魔鉄槌ドッガハンマー」の状態で召喚されキバの専用武器になり、キバを援護する。 ワタルに他のモンスターと共に仕えていたが、ワタルが先代のファンガイアの王「ビートルファンガイア」に「キバの鎧」を奪われたため彼に忠誠を誓うも、ファンガイアたちの掟を撤廃しようとしたやり口を諌めようとするも、ビートルファンガイアは彼の言葉を聞かず逆に吸収してしまう。 その後、ビートルファンガイアが門矢士が変身する仮面ライダー「仮面ライダーディケイド」とワタルの変身するキバによって倒されたが、助かったかは不明である。しかし、吸収されていた状態のままビートルファンガイアは砕け散ったため、ほぼ絶望的といえよう。 【オリジナルのキバの物語】 13あるモンスターの一族「フランケン族」の最後の生き残り。「力」という名の人間体を持ち、他のアームズモンスターと共に人間社会に溶け込んでいる。他の怪人が保有している特別な能力は一切持たないが、強力な防御力と腕力を武器に戦うというパワーファイターである。同じく現代編では「ドッガフエッスル」で「魔鉄槌ドッガハンマー」に変化する。 独自の人間体を持つが、人間の言葉をまだ完璧に覚えておらずたどたどしく片言な口調で話す(*1)。また、とても純粋な性格であるが、フランケン族を滅ぼしたファンガイアへの憎しみは深い。 過去編ではマーマン族の生き残り「バッシャー」の人間体「ラモン」と共に靴磨きやマッサージ店等の職業で収入を稼ぎ、細々と人間社会で生活していた。しかしウルフェン族の生き残り「ガルル」の人間体「次狼」を通して陽気なバイオリニスト「紅音也」と知り合い、「仮面ライダーキバ」の物語に深く関わるようになる。そして、音也の行動に力を貸したり、音也と付き合っている女性「真夜」の正体をファンガイアだと教えてくれたりと様々な援助行動を行った。 物語後半でファンガイアの上位に立つ者たち「チェックメイトフォー」のキングの男が変身した仮面ライダー「仮面ライダーダークキバ」のフエッスル「ドッガシールフエッスル」によって彫像態に変えられて他のアームズモンスター共々封印されてしまうが、音也が彼らを助け出すことに成功した。その後、キングの称号を持つ者が倒されたため主がいなくなって凶暴化したキャッスルドランを抑え込むために、他のアームズモンスターと共にキャッスルドランの内部に入り込んで、キャッスルドランを制御するという使命を持つことになった。その後、現代編までキャッスルドランの城内で幽閉生活を送っている。その際はタキシードに身を包んでいる。 そして、現代編の最終回ではキャッスルドランの暴走が止まり、他のアームズモンスター共々正式に解放されたようだ。 【関連するページ】 キバの世界 バッシャー ライオンファンガイア 仮面ライダーキバ ドッガフォーム 声の出演 怪人 第4話登場怪人 第5話 第5話登場怪人
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【種別】 怪人 グロンギ 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダークウガ(平成第1作) 【名前】 ズ・グムン・バ 【よみがな】 ず・ぐむん・ば 【身長】 198センチ 【体重】 196キロ 【モチーフ】 クモ 【9つの世界】 クウガの世界 【声の出演】 【スーツアクター】 【登場話】 第2話(新聞記事のシルエットで登場)、第3話 【クウガ登場話】 EPISODE1、EPISODE2 【ディケイドの物語】 クウガの世界に登場するグロンギ怪人。 ン・ガミオ・ゼダの体内から放出される黒煙を浴びた複数の人間がグムンに変化し、多数の個体が出現した。 グムンを含んだ人間が変化したグロンギに戦いを挑む士が変身する仮面ライダーディケイドを迎え撃った。 ガミオが発した雷光の誤射によって、多数の個体が全滅し、残り1体の個体もガミオに吸収され、グムンは全滅した。 第2話では士が光写真館で見た新聞の写真にズ・ザイン・ダらしきグロンギのシルエットで掲載された。 オリジナルと違い首に白いマフラーを身につけている。 【オリジナルの物語】 「未確認生命体第1号」として扱われているクモ種怪人。 「仮面ライダークウガ」の劇中で初めて行動を行ったグロンギ怪人でもある。 巨大なクモの巣をつくり、そこに獲物をクモの糸で捕縛して連れ去り、始末するという能力を持つ。ビデオ版の「ゴ・ジイノ・ダ」同様、人間体(B群)は確認されていない。 グロンギが封印されている長野の遺跡から究極の闇をもたらす者「ン・ダグバ・ゼバ」の能力で復活後、すぐさま近くにある長野県警を襲撃し、そこで勤務している警官たちを大量虐殺した。 長野県警にいた冒険家「五代雄介」に同じく長野の遺跡で発見されたベルト「アークル」が一体化。 「仮面ライダークウガ」に変身し、自分たちの天敵のクウガが出現したために、クウガと戦闘に持ち込んだ。 戦闘ではそのクウガは不完全体のグローイングフォームだったためにグムンが有利だったが、ヘリコプターに搭乗して上空からグムンを攻撃していた「一条薫」にグムンが襲い掛かったため、それを救うべく同じくヘリコプターに乗り移ったクウガにヘリコプターから落とされると一時撤退する。 第2話では雄介がグロンギと本気で戦う決意をした際に登場した形態「マイティフォーム」に夜戦の中で苦戦するグロンギ怪人「ズ・ゴオマ・グ」を援護するために奇襲で登場した。 その後はゴオマと共にクウガを圧倒するが、戦闘中で朝日が昇り、ゴオマは光に弱い性質を持つため逃走してしまい、結局はグムンだけでクウガと戦うことになった。 クモの糸でクウガを捕縛するなどで翻弄するが、結局はマイティフォームの必殺技「マイティキック」を喰らい、爆発した。 また、グロンギにはゲゲル以外で人間を殺してはいけないというルールがあり、そのルールを破った者はゴオマのような待遇となる。 もし彼が生きていたら、ゴオマのような扱いをグロンギの審判員「ラ・バルバ・デ」から受けていたであろう。 【関連するページ】 クウガの世界 グロンギ ズ・ザイン・ダ 仮面ライダークウガ 仮面ライダークウガ(平成第1作) 怪人 第2話登場怪人 第3話登場怪人
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【種別】 オールライダー対大ショッカー 登場人物・出演俳優(ゲスト登場人物) 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーアギト(平成第2作) 【名前】 津上翔一 【よみがな】 つがみ しょういち 【キャスト】 賀集利樹(オリジナルキャスト) 【新たな世界】 ディケイドの世界 【登場話】 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 【オールライダー対大ショッカーの物語】 ディケイドの世界で大ショッカー怪人軍団との激闘の後それぞれの世界へと戻る仮面ライダー達の中で最後にアギトの変身をとき、「士ここからが本当の旅だ。」というメッセージを残した。 【オリジナルのアギトの物語】 本名は沢木哲也。21歳。料理師学校の生徒であり家事好きで温和・能天気な性格。勉強は苦手。姉はアギトの力が覚醒し自殺した「沢木雪菜」。彼女の恋人「津上翔一」(偽名は沢木哲也)に会う為「あかつき号」に乗船。その際、白の青年=「光の力」からアギトの力を授けられた。その際、余波で他の乗員にもアギトの力が渡った。その後、彼を追ってきたアンノウン・エルロード「水のエル」に襲われ、交戦中に仮面ライダーアギトとして覚醒する。しかし、水のエルに敗北し海中に没する。2週間程海を漂っていた際、記憶喪失となり浜辺に倒れていたところを女子高生たちに助けられ保護された。「津上翔一」という名前はその時持っていた彼に届ける封筒から名付けられた。 以後は城北大学教授「美杉義彦」の家に彼の息子の「美杉太一」、ヒロインの姪の物語の鍵を握る風谷伸幸の娘「風谷真魚」と共に居候し、家庭菜園も作って生活していた。記憶喪失のため、当初はなぜ自分が変身できるのかが分らず、本能的に戦っていた。 警察官「氷川誠」が装着する仮面ライダーG3がアンノウン・ジャガーロード パンテラス・ルテウスとの交戦中に苦戦している所に現れ、アギトに変身し、ルテウスを倒す。(物陰から様子を伺うパンテラス・アルビュス、パンテラス・トリスティスも登場。)がその時はコントロールできず、G3にも襲い掛かってしまった。 後に氷川とも知り合い、G3装着員であることも知る。仮面ライダーギルスに変身する「葦原涼」とも誤解から戦闘を繰り返したが後に和解する。「アナザーアギト」に変身する外科医「木野薫」とも衝突後和解・共闘する。 一時、美杉家を離れ花村久志の「花村ベーカリー」でアルバイトをしつつ、あかつき号の乗員の一人、美杉家に家庭教師に来た榊亜紀の部屋で一人暮らしをしたこともある。警察官・司龍二が花村を殺害したため、この時は美杉家に戻った。 ギルスとの戦闘でのショックで、一度は失っていた記憶を取り戻した際はトリニティフォームに変身した。がまた記憶喪失となる。水のエル強化体との戦いで気絶した際に完全に全ての記憶を取り戻した。本人は哲也と名乗るが美杉家の面々などからは翔一と呼ばれ続けた。実験で強制的にアギトを覚醒させられた姉・雪菜の伸幸殺害時に居合わせ、真魚に誤解させるが事なきを得る。 アンノウンを統率する神・闇の青年「斗真」にアギトのパワーを奪われた際は青年を素手で倒し、パワーを取り戻した。 美杉家を離れ、恩師の「倉本」のレストランに住み込みで働くようになり、アギト化をする少女・「岡村可奈」と出会い彼女を救った。 アンノウンと闇の青年「斗真」との最後の戦いが終わって1年後は自分のレストラン「AGITΩ」(アギト)を開店した。 TVスペシャル「新たなる変身」ではバーニングフォームで暴走して、彼を診察した心理学者・「国枝東」や真魚を襲い、東に諭されている。 劇場版「PROJECT G4」では真魚の予知能力でクイーンアントロード フォルミカ・レギアに殺される未来を回避。その後の真魚は予知夢で「沢木哲也」(本名は津上翔一)の目の前で闇の青年「斗真」に彼が殺される場面を見る。 【関連するページ】 アンノウン 仮面ライダーアギト 仮面ライダーアギト グランドフォーム 賀集利樹
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【種別】 怪人 ファンガイア 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーキバ(平成第9作) 【名前】 シームーンファンガイア 【よみがな】 しーむーんふぁんがいあ 【身長】 216センチ 【体重】 227キロ 【悪の秘密結社】 大ショッカー(第26話登場個体) 【モチーフ】 クラゲ 【新たな世界】 ブラックRXの世界 【声の出演】 【スーツアクター】 【登場話】 第1話、第26話 【キバ登場話】 第40話、第41話、第46話~第48話 【ディケイドの物語】 第1話 世界の終焉が始まる際に、他のファンガイアと共に雨降る工場の世界に登場。光夏海を除くこの世界に迷い込んだ人間のライフエナジーを吸収していた。 また、夏海のライフエナジーを吸い取ろうと彼女を追いかけたのもこのファンガイアである。 ブラックRXの世界 アポロガイストの手下で、スコーピオンイマジンと共に仮面ライダーBLACK RXとシュバリアンの戦闘に乱入。士の変身した仮面ライダーディケイドが「カメンライド アギト」で仮面ライダーアギトに変身、「ファイナルアタックライド アギト」を使用した「ライダーキック」により爆砕された。 【オリジナルのキバの物語】 ファンガイア内の種族「アクアクラス」に属するファンガイアで、「ラジエーターと葡萄の陰鬱な同棲」という名の真名を持つ。体内から無数の触手を発生させ、敵を牽制する能力を持っている。 街中の工事現場に現れ、そこで勤務している作業員たちのライフエナジーを吸命牙で吸い取ろうとしたが、ファンガイア対抗組織「素晴らしき青空の会」に所属しているバウンティハンター「名護啓介」の変身した仮面ライダー「仮面ライダーイクサ」に阻まれて戦闘になるが、ファンガイアの上位に立つ者達「チェックメイトフォー」の一員「ビショップ」の正体「スワローテイルファンガイア」の援護もあって一時撤退することに成功する。 その後、今度は街中で暴れていたが、バイオリン職人「紅渡」が変身した仮面ライダー「仮面ライダーキバ」の実力に終始圧倒される。最期は戦闘中に現れたファンガイアのキング「登太牙」が変身した仮面ライダー「仮面ライダーサガ」に「邪魔」という理由でサガが召喚したモンスター「マザーサガーク」の破壊光線を受け、砕け散った。 その後、現代のクイーンである「鈴木深央」を殺害したことで太牙の怒りを買って追放されたことを逆恨みしたビショップが復讐の為、彼が集めたライフエナジーから複数の個体が再び復活し、先代のキング=バットファンガイア・リボーンを復活させる為のライフエナジーを収集する為、街中で同じく再生された複数のファンガイア達と共に人間を襲い始めた。 第47話では複数の再生ファンガイアと共にサガと戦闘をするスワローテイルファンガイアの援護に現れるが、新たにキングの座に着くことを決意した渡の変身するエンペラーキバの攻撃で全滅させられた。 第48話でエンペラーキバ=渡と仮面ライダーダークキバに変身した太牙の一騎討ちに乱入し、他の再生ファンガイア達と共に二人に襲い掛かるが、エンペラーキバの必殺技「ファイナルザンバット斬」とダークキバの発生させた巨大なキバの紋章による押し潰し攻撃を受けて全滅した。 スーツは本編に登場した指名手配犯「坂口佐吉」を人間体に持つアクアクラスに属するヒトデを彷彿とさせる「シースターファンガイア」の下半身とインセクトクラスに属する「テントウムシ」を彷彿とさせる「レディバグファンガイア」の上半身を合成させたもの。 【関連するページ】 ブラックRXの世界 怪人 第1話登場怪人 第26話登場怪人
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「グッ………!」 漆黒の鎧から火花が飛び散り、呻き声が漏れる。 蹌踉めきながら微かに後退するが、すぐに体勢を立て直した。 一方でトーマは、銃口をリュウガに向けて引き金を引く。 銀色の弾丸は、空気を裂く勢いで真っ直ぐに進んだ。 その直後、リュウガはカードデッキから一枚のカードを抜く。 それを手に取ると、ブラックドラグバイザーへ差し込んだ。 『GUARD VENT』 電子音声が、籠手より発せられる。 それと共に、ドラグブラッカーの腹部を模したような二つの装甲が、リュウガの両肩にそれぞれ装着された。 ガードベントのカードによって現れたドラグシールドを、右手に取る。 黒と銀を基調とした盾によって、ECディバイダーより放たれた弾丸を防いだ。 そのままリュウガは前に突き進み、ドラグセイバーを振り上げる。 刃が襲いかかるが、負けじとトーマもECディバイダーを振るった。 異なる二つの剣が激突し、甲高い音を鳴らす。 互いに得物を振るい、互いに一歩引き、互いにまた斬りかかった。 「AAAAAAAAAッ!」 ECディバイダーとドラグセイバーの激突音が、雄叫びによってかき消されていく。 鍔迫り合いの体勢で押し合っていた二人は、そちらに意識が向いた。 先程キュアピーチに襲いかかっていたドラグブラッカーが、今度はトーマに殺意を向けている。 理由は、主人に仇なす敵を捕食するため。 その後に、自身を蹴飛ばした小娘に復讐するつもりだった。 ドラグブラッカーはその大きな口を開き、漆黒の炎を吐き出そうとする。 直後、硬い皮膚に衝撃が走った。 体が微かに揺らいでしまい、反射的に火炎を飲み込んでしまう。 左に振り向くと、ライドブッカーを持ったディケイドが立っていた。 右手に持つ武器は拳銃の形をしていて、口がドラグブラッカーに向けられている。 続くようにディケイドはトリガーを引いて、弾丸を発射。 銃口から五十口径のエネルギー弾丸が次々と放たれ、ドラグブラッカーの巨躯へ殺到していく。 だが、弾かれる音が空しく鳴るだけで、体制は崩さなかった。 「チッ、こうなったら……」 それを見たディケイドは愚痴をこぼしながら、一旦ライドブッカーを左脇腹に戻す。 ケースの蓋を開いて、中から一枚のライダーカードを取り出した。 それは、弾丸の威力を増幅させるカード。 『ATTACK RIDE BLAST』 ディケイドが、手に取ったライダーカードをディケイドライバーに差し込む。 その直後、バックルに紋章が浮き上がり、電子音声が発せられた。 ライドブッカーの先端をドラグブラッカーに向けて、ディケイドは再度引き金を引く。 すると、一つだけだったはずの銃身が、残像の如く五つに増えた。 宙に浮かぶ暗黒竜に向かって、弾丸が次々と発射される。 それはドラグブラッカーの皮膚を易々と貫き、体内に沈み込んでいった。 痛みは瞬時に神経へ伝わり、悲鳴を漏らしてしまう。 一方でトーマは、リュウガの胸板を目がけて、ECディバイダーを縦に振るった。 衝撃により足元がふらついてしまい、鎧から火花が飛び散る。 そのまま彼は、銃口をドラグブラッカーに向けて、魔力弾を放出した。 ディケイドが付けた傷を深めるかのように、皮膚を裂いていく。 ドラグブラッカーの巨体が激痛によって、大きく揺らいだ。 そんな彼の元に、体勢を立て直したリュウガが、ドラグセイバーを掲げながら迫り来る。 「なっ!?」 トーマはそれに気づいたが、遅すぎた。 一切の慈悲が感じられない刃が、トーマの肉体を両断しようと、振り下ろされる。 しかし、それが届くことはない。 「ムッ……!」 金属音が、鳴り響いた。 リュウガの仮面から、驚愕の声が漏れる。 ドラグセイバーの進行が、視界の外から現れた刃によって、止められたからだ。 バイザーの下で輝く紅い瞳は、ディケイドの姿を捉えている。 その両手に握られているライドブッカーと、リュウガの持つドラグセイバーによる鍔迫り合いが始まった。 自分の命が助かった事実に、トーマは安堵を覚える。 そのまま、ディケイドに振り向いた。 「士さん、すみません!」 「謝る暇があるなら、ドラグブラッカーを攻撃しろ!」 「はいっ!」 怒号を浴びたトーマは、言われるままドラグブラッカーの方に顔を向ける。 ディケイドの言葉を合図に、互いに戦う相手を変えた。 トーマは、リュウガから宙を舞うドラグブラッカーを相手に。 ディケイドは、ドラグブラッカーからそれを使役するリュウガを相手に。 それぞれ武器を構えながら、向かっていった。 「でえぇぇぇぇいっ!」 烈火大斬刀を両手で掲げるシンケンレッドは、咆吼を発しながら駆け抜ける。 同じように、彼の目の前からはスコルプが迫ってきていた。 空いていた数メートルの距離を、疾走することで詰めていく。 そのまま、互いに武器を振るった。 烈火大斬刀とスコルプの拳が激突し、大量の火花が散る。 そこから、彼らの力比べが始まった。 しかし、シンケンレッドはすぐに弾き飛ばされた。 「フンッ!」 スコルプは息を吐きながら、腕を払う。 シンケンレッドの足下が蹌踉めいてしまい、ふらふらと後退っていった。 その隙を逃すことはせず、再度スコルプは拳を放つ。 だが、それを黙って受けるわけではない。 不安定な体勢になりながらも、烈火大斬刀を横に振るう。 二人の武器が再び激突。 しかし、先程と違って今度は互いに数歩だけ後退する。 手応えを感じながら、体勢を整えた。 「フッフッフ、その程度か? 『スーパー戦隊』とやらは……」 スコルプは、余裕の笑みを浮かべている。 対するシンケンレッドは、僅かに呼吸が乱れていた。 だが、すぐに整える。 目の前に立つスコルプの表情を見て、シンケンレッドは歯を食いしばった。 「…………どうだろうな」 しかし、その音をマスクから漏れないように、呟く。 そこから瞬く間に、烈火大斬刀を頭上へ掲げた。 スコルプを一刀両断するため、シンケンレッドは斬りかかる。 空気を引き裂きながら、刃は一直線に進んだ。 だが、スコルプはそれを左腕の装甲であっけなく防ぐ。 しかし、この結果はシンケンレッドからしても、想定の範囲内。 闇の中で火花が飛び散る中、彼はすぐさま下がった。 そして烈火大斬刀の柄を握り締め、両腕を引く。 刃先をスコルプに向けて、勢いよく真っ直ぐに伸ばした。 「ハアァァァッ!」 力を込めた一撃は、スコルプの体へ向かっていく。 反射的に、敵は両腕を交錯させた。 刃は中心部へ叩き込まれ、二つの装甲から火花を散らす。 「ヌッ!?」 腕から伝わる衝撃によって、スコルプは数歩だけ後退った。 呻き声が漏れてしまい、足下がふらつく。 だが、一瞬で体勢を立て直した。 プリキュア達と戦ったスコルプからすれば、この程度は掠り傷でしかない。 その反応を見て、今の一撃がまるで効いていないことを、シンケンレッドは察する。 それでも彼は、もう一度烈火大斬刀を振り上げて、素早く斬りかかった。 しかし、それが逆に仇となる。 突如、鈍い衝突音が鳴り響いた。 その原因は、スコルプの腕を守る装甲と烈火大斬刀が激突したこと。 「くっ!」 「残念だったな」 シンケンレッドは距離を取ろうとするが、間に合わない。 密接した距離から、スコルプはストレートの要領で拳を放つ。 その一撃を回避することは出来ず、シンケンレッドの身体に叩き込まれた。 衝撃に耐えることは出来ず、後ろに吹き飛んでしまう。 「ガアッ!」 悲鳴を漏らしながらも、シンケンレッドは受け身を取った。 地面に激突するが、それを行った御陰で衝撃を和らげることに成功する。 すぐさま、烈火大斬刀を支えとするように立ち上がった。 しかしその僅かの間に、スコルプは追撃を加えようと迫っている。 だが、反応する暇がない。 シンケンレッドは二発目を喰らってしまうと、覚悟を決めたその時だった。 「グウッ!?」 突如、複数の銃声が鳴り響き、スコルプの右肩から火花が飛び散る。 その衝撃によって体勢が揺れてしまい、地面に倒れた。 突然の出来事に軽い驚愕を抱きながらも、シンケンレッドは立ち上がる。 そして、横に振り向いた。 その先には、シアンと黒に彩られた拳銃を握る、ディエンドが立っている。 彼は挨拶をするように右手を掲げながら、シンケンレッドの元に歩み始めた。 「やあ、殿様。手こずってるみたいだね」 「お前は……」 ディエンドは飄々とした態度で、口を開く。 戦いの場でこのような態度を取る男を見て、シンケンレッドは顔を顰めた。 雰囲気から、マスクの下で浮かべている表情を察すると、ディエンドは言葉を続ける。 「おや、せっかく助けてあげたのに嬉しそうじゃないね」 「結構だ。俺のことよりも、自分の身を守れ」 「僕は最初から、そうしてるけど?」 相変わらずの軽い口調を聞いて、シンケンレッドは溜息を吐いた。 士達の旅に同行しているようだが、やはりまだ信用できない。 かつて、この男は梅盛源太の烏賊折神を盗んだ。 それに加えて、あの拳銃はアヤカシのチノナマコに奪われたことが原因で、とんでもない被害を受けた過去がある。 後者は外道衆の仕業だが、これらの前科があるのであまり良い感情を持つことが、出来なかった。 だが、今はそれを気にしている場合ではない。 シンケンレッドはディエンドと共に、起きあがるスコルプに目を向けている。 敵のバイザーから放たれる殺意は、より一段と強くなっていた。 「貴様……やってくれたな」 「へぇ、意外と頑丈だな」 「無駄口を叩くな、来るぞ」 スコルプの怒りを無視するように、シンケンレッドとディエンドは互いに声をかける。 それぞれ武器を構えて、向かい来る怪人に立ち向かった。 三人から少し離れた位置では、ディエンドが呼び出した仮面ライダーたちが戦っている。 彼らの相手は、風のエルを初めとしたアルハザードに潜む怪物達。 全員、それぞれの武器を生かして敵に攻撃を加えていた。 アギトとキバは、鍛え抜かれた四肢を用いた格闘を。 龍騎とファイズとブレイドは、それぞれの武器を使った剣術を。 そして響鬼は、清めの音を駆使して戦っている。 空中に漂う風のエルは、そんな仮面ライダー達を見下ろしながら、憐憫のカマサを構えた。 弦をゆっくりと引き、矢を生成する。 風のエルがそれを放つと、高速の勢いで突き進んだ。 しかし、仮面ライダー達はそれを難なく避ける。 「ムゥ……」 不機嫌な声で、風のエルは呟いた。 先程から、何度も弓を放ったが、全て避けられてしまっている。 風を自由に操り、吹き飛ばすことは出来るが、決定打にはならない。 凍てついた空気が辺りに吹き荒れる中、仮面ライダー達は怪人達を次々と、倒していった。 「ハカアァァァァイッ!」 「くっ!」 ハンマーバンキは、その手に付けられた巨大な鉄槌を、力強く振り上げる。 クウガはドラゴンフォーム特有の瞬発力を活用し、高く跳躍。 ハンマーバンキの頭上を飛び越えて、ドラゴンロッドを下に突き出した。 穏やかな音色を鳴らしながら、棍が右肩に叩きつけられる。 しかし、ハンマーバンキは揺らぎもしなかった。 地面に着地したクウガは、今の形態では勝てないと察する。 彼は腰に力を込めた。 その瞬間、アマダムから赤い輝きが放たれて、超変身が起こる。 光は全身を包み込むと、薄い鎧は厚みを増していき、群青から真紅に染まった。 マイティフォームの形態へと、クウガは変化する。 そのまま彼は、両腕と腰を落とした。 「はぁぁぁぁっ……!」 二度目のマイティキックを放つために、全身に力を込める。 アマダムから封印エネルギーが、右足へ流れ始めた。 力は電撃の形を作り出すのと同時に、クウガは走り出す。 地面を踏むたびに、炎が激しく燃え上がった。 離れていたハンマーバンキとの距離を、確実に縮めていく。 数歩目の助走を果たした彼は、両足をバネにして跳躍。 空で回転を行い、右足を敵に向ける。 その狙いは、先程ドラゴンロッドを打ちつけた堅牢な肩。 「だあぁぁぁぁぁっっ!」 上空からハンマーバンキを見下ろしながら、クウガは叫ぶ。 そして、急降下と共にマイティキックを放った。 彼の狙っていた部分に、必殺の一撃が叩きつけられる。 その衝撃によって、ハンマーバンキの身体が宙に飛ばされた。 同時に、大量の封印エネルギーが流れ込んでいく。 紋章が刻まれる一方で、クウガは地面に降りた。 マイティキックを受けたハンマーバンキもまた、重力に引かれて大地へ叩きつけられる。 しかし、重厚な身体が吹き飛ぶ気配は見られない。 それを見たクウガは、追撃を加えようとした。 「はっ……!?」 だが、彼の足は止まってしまう。 先程ショッカーライダーを倒した直後に感じた寒気が、再びクウガの全身に駆け巡ったのだ。 このアルハザードの風が冷たいからではない。 まるで、目の前で得体の知れない怪物が自分を狙っているような、生命の危機。 それに伴ったのか、彼の呼吸が荒くなり、両膝を地面につけてしまう。 金縛りにあったかのように身体が動かない中で、ユウスケの脳裏に再びある光景が流れ込んだ。 前へ目次へ 次へ
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【種別】 怪人 オルフェノク 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー555(平成第4作) 【名前】 センチピードオルフェノク 【よみがな】 せんちぴーどおるふぇのく 【身長】 230センチ 【体重】 131キロ 【悪の秘密結社】 大ショッカー(第31話登場個体) 【モチーフ】 ムカデ 【9つの世界】 555の世界 【新たな世界】 ライダー大戦の世界 【声の出演】 永岡卓也 【スーツアクター】 蜂須賀祐一 (JAE) 【登場話】 第10話、第31話 【555登場話】 第14話、第15話、第20話、第21話、第23話、第24話、第25話、第27話、第28話、第29話、第30話、第35話、第37話、第40話、第41話、第47話、第48話、第49話、第50話 【ディケイドの物語】 555の世界 555の世界にある学園「スマートブレインハイスクール」に通う学生でラッキークローバーのメンバーの城金の正体であるオルフェノク。 スマートブレインハイスクールにあるテニスコートで門矢士とのテニスの勝負に玄田と共に負け、彼の実力から士を数々のオルフェノクの同胞たちを倒していった仮面ライダー・仮面ライダーファイズと考え、玄田とともに、オルフェノクの正体を現すことした。 そして、士が変身する仮面ライダーの仮面ライダーディケイドを玄田の正体のオルフェノクのドラゴンオルフェノクとともに襲い掛かるが、ディケイドが使用するライダーカード「カメンライド ブレイド」で仮面ライダーブレイドに変身され、実力でドラゴンオルフェノク共々に翻弄されてしまう。 ディケイドが百瀬の正体となるオルフェノクのタイガーオルフェノクの攻撃によって変身解除させられ、他のメンバーと共に一時撤退することとなった。 その後は路上で校内の写真部に入部している学生の友田由里がオルフェノクの同胞たちを倒している仮面ライダー・仮面ライダーファイズとにらんで、彼女に朱川の正体であるオルフェノクのロブスターオルフェノクとともに襲い掛かった。 ファイズの正体の学生の尾上タクミが変身するファイズにその犯行を阻まれ、ファイズとロブスターとともに路上で戦闘になる。ファイズを2対1の戦いで追い詰めるが、突如現れた青年・海東大樹が変身する仮面ライダーの仮面ライダーディエンドの乱入によってロブスターとともに終始圧倒された挙句、最期はディエンドが使用する必殺技のディメンションシュートが直撃し消滅した。 ライダー大戦の世界 スーパーアポロガイストのライフエナジーで多数の怪人達と共に再生されるが、すぐにタイガーオルフェノクに吸収された。 【オリジナルの物語】 ムカデの特質を持ったオルフェノク。オルフェノクの中でも上位の実力を持つ者たち「ラッキークローバー」の一員「琢磨逸郎」としてその正体を隠している。 棘が多数ついている鞭「センチピードビュート」を武器とし、掌から破壊光弾を発射する特殊能力を保有している。 また、武器の鞭は目標を絡め取って奪い取る方法も可能で、光弾は琢磨の状態でも放つ事が可能である。 長らく怪人体は登場しなかったが、落ちこぼれの裏切り者として「海堂直也」を始末するため怪人体の正体を現し、海堂の正体「スネークオルフェノク」と川原で戦闘を行なった。 「クレインオルフェノク」の正体を隠す「長田結花」と「ホースオルフェノク」の正体を隠す「木場勇治」の邪魔が入ったため始末にしくじり、一時撤退する。 次は路上をバイクで移動している海堂を怪人体の状態で出現して始末しようとするが、クレインオルフェノクに邪魔されたために海堂を逃がし、海堂を追跡した。その後、海堂は無事に逃げられたそうだ。 その後は「ロブスターオルフェノク」の正体を隠すラッキークローバーの一員「影山冴子」の任務の入れ替えで「3本のベルトを奪う」という任務に就き、「ドルフィンオルフェノク」の正体を隠す「青木茂久」が経営しているピザ屋でアルバイトしていた「乾巧」がピザをピザバイクで注文した客のもとへ届けている最中に、路上で現れ巧と初対面する。 そして巧が変身する仮面ライダー「仮面ライダーファイズ」と工場で戦闘を繰り広げ、得意の鞭でファイズの変身ベルト「ファイズドライバー」を奪うことに成功している。その際、「仮面ライダーファイズ」に変身している。(後に小林義雄と海堂直也がベルトを奪った時と地下の流星塾校舎でも変身)しかし、元流星塾生「草加雅人」が変身する仮面ライダー「仮面ライダーカイザ」と廃工場での戦闘でファイズギアを取り返されたようだ。 再出撃は巧が自分の友人「園田真理」と買い物の帰り道でラッキークローバーの後釜候補として連れてきたサラリーマン風の男の正体「シーキュカンバーオルフェノク」と共に襲撃を行なった。もう巧との勝負はついていると挑発して攻撃を仕掛けるが、強化専用ツール「ファイズアクセル」のみで変身可能な高速移動形態「仮面ライダーファイズ アクセルフォーム」の必殺技「アクセルクリムゾンスマッシュ」でシーキュカンバーオルフェノクを撃破され、自身も負傷し、泣きながら逃走していった。 翌日、同じくラッキークローバーのメンバー「影山冴子」、冴子が連れてきたラッキークローバーの後釜候補「浩一」、草加雅人と共に木場を路上で襲撃し、木場を始末すると見せかけて草加をロブスターオルフェノクと共に攻撃した。しかし、草加が流星塾の秘密を握っている重要人物であったため失うのを惜しんだ大企業「スマートブレイン社」の社長「村上峡児」が放つ巨大光弾によって中断され、休戦となる。 それ以下、様々な場面に登場してきたが、次第にドラゴンオルフェノクこと北崎にいびられたりする場面が目立つようになる。後に北崎に報復している最中に姿を現した「鈴木照夫」ことオルフェノクの王「アークオルフェノク」が北崎を捕食する所を目の当たりにし恐怖のまま逃走。最後は王の力に取り込まれた冴子に恐怖し、オルフェノクの力を捨てて逃げ出した。それ以後、工事現場の作業員として働いている。 【関連するページ】 555の世界 JAE アークオルフェノク オルフェノク ディメンションシュート ドラゴンオルフェノク ピジョンオルフェノク ライダー大戦の世界 ラッキークローバー ロブスターオルフェノク ワームオルフェノク 仮面ライダーカイザ 仮面ライダーファイズ 仮面ライダーレイ 仮面ライダー歌舞鬼 城金 声の出演 大ショッカー 怪人 登場人物・出演俳優 第10話 第10話登場怪人 第31話登場怪人 首都圏外郭放水路